平成30年(2018年)戌年 新年おめでとうございます。『戌』は『滅』に通ずるという言葉を教えてくれた方がいます。されど滅ぶ処の戌は新たな『起こり、起き』に通じる創造の象徴。また犬理論と言うのがあります。犬は「友達になりたい、有用な対象」に先ず「自分自ら対象をめちゃくちゃに『好き』になってしまうのだそうです」そして好きになってもらう。めでたいですね。皆でお祝いしたいです。
 さて今年は「リスクを採る」をモットーにしたいと存じます。挑戦・チャレンジなど善い言葉もあるけれど、綺麗に掲げて美しく見つめ通り過ぎてしまった経験が何度もあります。でも、かっこ悪いけれど、ありふれてその辺にある危険や、決意を込めた壮大な冒険ですら・・・いつでも常について回る「リスク」を敢えて取って見ようではありませんか。本来、彼らは有害であり私達を苦しめる、忌み嫌うべき存在ではありませんでした。むしろ私達に新たな可能性の領域を拡げてくれる喜びのプレゼントとして在ったのです。
 よくよく考えて見ますと、夢や希望を求めるならば、必ず未知のリスク無しには叶えられません。甘くはないのです。また、黙っていても訪れる幸運だって(私達は、運が良かったとか、ついているとか言うけれど)、本来常に潜んでいるリスクに気がつかないだけでしょう。新たな善い人との出会い、感動に満ちた体験、素晴らしい叡智に出会うことすら常にリスクを内包しているのです。情報に長けて事前に知識で武装して予測回避しようとしても、すべてのリスクを退けることは不可能であります。「OKと明るくひとつのリスクをグッと引き寄せて乗り越えた時」不安にしていたいくつもの危険が既に消え失せて、もう不自由ではなくなる経験は気づかないけれどとても多いのです。
 最近、リスクを取らない人、慎重で知恵に満ちた人、チキン(弱気)な人、カッコつけな人、否定的な評論家の様な人、熟知したプロを自負してる様な人、他人を信じない人、諦めてしまう人・・・そんな人間になりつつある人が増えている気がしませんか。私もその一人。
 今年はさあ、「その『リスク』私、頂きます」と申し上げたいものでございます。明るく、優しく。
(資)精巧堂印刷所・ゆきんこカード事業振興組合 代表 越中 奉

1月19日発行号

画像『2018-1-19』

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